2017年7月12日水曜日

日銀が出口戦略を模索中か?

皆さん、おはようございます!
最近の経済ニュースで、特に気になったので、こちらを取り上げてみたいと思います。

NHKニュース:日銀金融政策決定会合で出口政策めぐり議論


今まで、出口戦略について語ってこなかった日銀ですが、国会での質疑もあってか出口戦略について考え始めたようです。

日銀による現在の経済政策をおさらい

日銀は、ここ最近の金融政策としてザックリと以下のような政策を取っています。
2013年4月、黒田は総裁の就任後初めてとなる金融政策決定会合で、2%の物価目標を2年程度で実現するために日銀が供給するマネタリーベースを2年間で2倍にするなど大胆な金融緩和に踏み切った。
2016年1月29日、日本銀行は「(金融機関が保有する)日本銀行当座預金を三段階の階層構造に分割し、それぞれの階層に応じてプラス金利、ゼロ金利、マイナス金利を適用する」と発表した。
(※Wikipedia参照)

バズーカ砲は威力があったのですが、マイナス金利は私に投資へと向かわせる契機となりました・・・。

日常生活での影響

日常生活では、普通預金や定期預金の金利が上がって、少しは生活が楽になるかもしれませんが、ローンがある場合、同時に借り入れ金利も上がるので、住宅ローンの返済が苦しくなります。今の所、大したローンもないので、今は安心ですが…。

不動産市況は冷え込むかも

金利の上昇次第ですが、上記のように住宅ローンが上がる事により、不動産市況が悪化する事が予想されます。現在は、日銀がゼロ金利に誘導していますが、それを出口戦略として止めてしまったら、急激に上がるかもですね。にわかサラリーマン大家の多くは退場するんじゃないでしょうか?最近は、不動産投資の広告ばかり目につきますが、自分は今から不動産投資を始めて、成功できるとは思えないです。
また、REITの購入を考えていたのですが、しばらくは様子見が良いのかもしれません。

投資に影響は出てくるか?

ソーシャルレンディングにも影響出てくると予想します。金利の上昇で不動産市況が冷え込めば、デフォルト案件がでたり、そもそも投資案件が少なくなるかもしれません。
また、私はアコム株を持っていますが、借り入れ金利が上昇すると、コストアップとなるため、業績悪化に繋がります。こちらも要注意ですね。せっかく株価が上向いてきているのですが…。キリの良い所で売却ですね。

出口戦略の中身はわからないが…

今の所、出口戦略の中身については、日銀は明らかにしていません。 多分、相当長い期間を持って、出口に向かうのではないでしょうか?
出口戦略が失敗したら、失われた20年どころの不況ではなくなるでしょうから、失敗は許されません。日銀がどう出るか?注視しないといけないでしょう。


では、また!!

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